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[続 戦国自衛隊(6) 大坂城炎上編(完結)] 宇治谷順

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    やっと出た最終巻。
    残り少ない隊員達がどんどんどんどん呆気無く死んでいくのが、まぁ想定内の展開とは云え……掛井さん………!

    6巻が最終巻だって事が判明して、残り1冊で上手く纏まるのかなーと思っては居たのですが、やっぱりちょっと駆け足な感じは拭えない気がします。島が秀忠の陣に辿り着く迄の彼是とか、もう少しじっくり読んでみたかった。
    家康は予想通りなお方でした。絶対最後に馬鹿な事遣らかしてくれるんだろうなーとは思ってたけど案の定。
    しかしあの終わり方は、話の展開上アレ以外に無いんだろうけど、何と云うか非常に遣る瀬無いね。

    最終巻が出るにあたってもう一度最初から読み直しました。
    今迄映像化されてきた戦国自衛隊関連は、最初のサニーのと、あと反町隆史が隊長だったドラマのしか観てないんですけど、この全6巻に出来る限り忠実な映像作品を観てみたい。
    漫画の方は未読なんですが、落ち着いたら全部読んでみようと思ってます。
     

    441808522X 続 戦国自衛隊(6) 大坂城炎上編 (ノベルス)
    著= 宇治谷 順(うじたに じゅん) 原案= 半村 良(はんむら りょう)
    世界文化社 2008-10-22


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    2007年度個人的ベスト 読書編

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      新作じゃなくて、2007年に読んだ本の個人的ベスト。
      そんなベスト作る程読んでないんだけど、トリコさんに遣れと威嚇云われたので取り敢えず…感想とかはまた後日。
      順番関係無く思いついた10冊(人)つう事でひとつ。漫画も含みます。
       

      4488464017 アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
      伊坂 幸太郎
      東京創元社 2006-12-21


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      4087473295 プリズンホテル 1 夏 (集英社文庫)
      浅田 次郎
      集英社 2001-06-20


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      4575234575 分岐点
      古処 誠二
      双葉社 2003-05


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      4101309329 聚楽―太閤の錬金窟(グロッタ) (新潮文庫)
      宇月原 晴明
      新潮社 2005-09


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      4048537245 アンラッキーヤングメン 1 (単行本コミックス)
      大塚 英志 藤原 カムイ
      角川書店 2007-07-26


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      4088744632 SKET DANCE 1 (ジャンプコミックス)
      篠原 健太
      集英社 2007-11-02


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      4198902518 徳川秀忠〈上〉 (徳間文庫)
      戸部 新十郎
      徳間書店 1995-01


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      4894568683 三国志 (1の巻) (ハルキ文庫―時代小説文庫)
      北方 謙三
      角川春樹事務所 2001-06-01


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      4062635925 前田利家〈上〉 (講談社文庫)
      津本 陽
      講談社 1997-09


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      4062735229 ハサミ男 (講談社文庫)
      殊能 将之
      講談社 2002-08-09


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      [続 戦国自衛隊]1~4巻 宇治谷順

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        読んだら直ぐに書けばいいのに日を置くからまた読み直す羽目になるのですが(それもどうかと)、読み直したのに更に日が経ってしまいました。まぁそれはさておき。

        戦国自衛隊はサニーの映画版を観たのが一番最初で、半村先生の原作を読んだのはもう何年前だったかなぁ…で原作のが面白かったんですよね(まぁ原作つきの映像化は大概そうだろうけど)。
        で、コレはその20年後の続編。私がコレを手に取るまでに漫画やら映画やらドラマやらを色々やってましたが見たのは反町隆史のドラマだけでした。それですら原作を大きく逸脱してるのがイヤだったんだけども…

        これは面白かったっす。文章も読み易かったし。んで現代の自衛隊がトリップだから装備も古過ぎるという事はないし。
        前回は隊長が史実で云う信長の役割を担っていた訳ですが今回は島左近。この島隊長がまたえらく格好良くてなぁ…(笑)個人的には隊長の右腕的な掛井曹長が一番好きかな。
        時期的にはタイトルからも解る通り関ヶ原の直前、敦賀に漂着する処から始まって大谷刑部と出会い、その流れで結局西軍に付く訳ですが、西軍というか寧ろ島隊長対徳川+米軍、みたいな感じ。三成が敗れた後は結局大坂側に付くし(それは三成にも見越されてました)。
        しかし大谷刑部の最期は何度読んでも泣きます…渋い。調べたら刑部の家紋とウチの家紋が一緒でした。まぁ日本では割りに多い家紋ですが。(ウチは父方も母方も偶然全く同じ家紋でした/笑)
        三成も、良くあるイヤな奴ではなく結構可愛く描かれてます。単に不器用で、間違った態度を取ると後で刑部に窘められたりして。
        半村先生の原作では島田が一番好きだったんだけど、彼は柴田勝家の役回りだからそうだろうと思っていたけど矢張り秀吉勢力に消され、他の自衛隊員もその殆どが抹殺、でも確か残ってる海自隊員が居たよなーと思っていたら案の定徳川側で登場…
        真田幸村に至っては何故か徳川側で大坂参戦してるんですよね。コレは多分、大坂の陣では島隊長率いる自衛隊員が真田隊の役割を担ってるのではないかと。さくら丸=真田丸だろうと思われるし。しかし幸村が徳川側って物凄く違和感が…
        関ヶ原の後一旦隊を抜ける大賀剛一はおそらくというか間違い無く雑賀孫市だろうとか、孫助は佐助かなぁとか、自衛隊側の登場人物が誰に当て嵌まるのかを想像するのも戦国自衛隊の楽しみの一つかな。

        現在4巻までしか出てないのですが(大坂城攻防編)、奥付見ると1年半に1冊くらいのペースで発行されてるので5巻は来年半ばくらいかなぁと思いつつ、続きを非常に楽しみにしてます。
         

        4418035087 続戦国自衛隊(1)関ヶ原死闘編
        宇治谷 順 半村 良=原案
        世界文化社 2003-06-27


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        4418035141 続 戦国自衛隊〈2〉関ヶ原死闘編 (ノベルス)
        宇治谷 順
        世界文化社 2003-08-27


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        4418055118 続戦国自衛隊(3)大坂城攻防編
        宇治谷 順 半村 良=原案
        世界文化社 2005-06-01


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        4418065288 続 戦国自衛隊〈4〉大坂城攻防編(ノベルス)
        宇治谷 順 原案=半村 良
        世界文化社 2006-09-11


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        4418085165 続 戦国自衛隊(5) 大坂城炎上編 (ノベルス)
        著= 宇治谷 順(うじたに じゅん) 原案= 半村 良(はんむら りょう)
        世界文化社 2008-05-10


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        [有閑倶楽部]1~10巻(文庫版) 一条ゆかり

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          最近のは兎も角、初期の頃のはおそらく10年振りくらいに読みました。
          一番最初に読んだのは多分小学生の頃だと思います。元々私は今は無きひとみを読んでいたのですが(英洋子の[レディ!]が掲載されてた)、姉がりぼん派だったので交換して読んでたんですよね。
          りぼんで好きだったのは岡田あーみん先生の漫画全部と、この有閑倶楽部でした。
          当時は悠理が一番好きで、男三人が取り合ってればいいよと思っていたんですが、今読み直すと魅録が一番好きみたい。というか結婚するなら魅録だよなぁやっぱ。でもあんま構ってくれなさそう(笑)
          しかし何度読んでも面白いねぇコレ。主人公格の6人の苗字がお酒の銘柄っつうのも好きなんですが、此処まで長寿というか変わらぬ人気を保ってるのは設定がいいからなんじゃないかなと。お金持ちで美形な上に知能も腕力もそれぞれちゃんと分担はされてるけど申し分なくて、日本だけに留まらず世界を股にかけて活躍するからなぁ。
          個人的には所謂オカルト関連の話が特に好き。

          まぁそういう訳でドラマは全く観てません。
          ヨコの清四郎はちょっと観てみたい気はするのだけども。
           

          B002CZPGOG 有閑倶楽部 全10巻完結(文庫版)(集英社文庫) [マーケットプレイス コミックセット]


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          [黒龍の柩(上下)] 北方謙三

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            すっかり更新してませんが全然読書してない訳じゃなくて、寧ろ読んでるんだけど変なコメント貰ったりココに書くのが面(略)

            という訳で新撰組。
            今まで新撰組というか幕末には然程興味は無かったんだけど、あのドラマの所為で強いて云えば会津寄りでした。
            で、たまたまコレを見掛けて、北方先生だから面白いに違いないと決め付けて購入しました。

            だから背後関係とか新撰組に関する彼是には全く疎いのですが単純に読んだ感想としてね…
            山南との確執も、実は二人だけに通じる深い信頼があったという先生の解釈は個人的に良かったかな。そして其処に近藤も沖田も敢えて触れないけど、4人の信頼というかまるで親子か兄弟の様な友情が良かった。
            幕府側の勝や小栗、村垣との遣り取りも面白かった。幕府、では無く徳川の家を只管守ろうとする男達との交わりを経て、新撰組の一人として死んでいく近藤や江戸でひっそりと死んでいく沖田とは対照的に、新撰組という枠を越えて蝦夷地に賭ける壮大な夢を追って活躍する土方が非常に格好良かった。
            ただの人斬りじゃなくて、不器用だけど屹度優しくもあるんだろうなと…
            最後の、慶喜との遣り取りには不覚にも一寸泣けた。

            構図的には土方vs西郷になると思われますが、西郷は結局最後まで登場しないけども非常に狡猾というか卑怯者に描かれてます。そんな西郷は初めて見た…(笑)

            最後の終わり方には賛否両論あるかと思いますが、私はアレでよかったんじゃないかなと。あそこで華々しく散るのも新撰組の土方としては格好良いけども。
            土方が死に場所を求めて蝦夷に渡った、というのが何となくしっくり来なかった人にはお奨めかな。
            しかし北方先生の描く男は格好いいね。
             

            4344407032 黒龍の柩 (上) (幻冬舎文庫)
            北方 謙三
            幻冬舎 2005-10-01


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            4344407040 黒龍の柩 (下) (幻冬舎文庫)
            北方 謙三
            幻冬舎 2005-10-01


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            [前田利常(上下)] 戸部新十郎

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              今まで利常君はお犬様の三男坊という認識しかなかったんですが(失礼)、前田家は藩祖の利家が居て、2代目の利長が居て、そして3代目の利常が居たからこその百万石なんだなと改めて思いました。
              戸部先生は出身が出身なだけに前田家に優しい…ただコレを最後まで書き終える事無く亡くなってしまったのが如何にも惜しい。先生はコレを完結させた後5代目の綱紀を書くという構想を持ってらした様で、非常に残念でならない。読みたかったなー。

              これの前に先生の徳川秀忠を読んだんですが、時期的に利長と被るので両方の視点から読めて興味深いです。で、次の家光と利常が被る。被るっても利常の方が年上なんですが、家光は利常を贔屓していた様で、中々男子に恵まれなかった家光は利常の息子光高を養子にしたいと常々公言し、光高を宴やら何やらに連れ回したりして非常に御執心だった様子。
              利常の正室は秀忠の娘だから家光とは義兄弟になる訳で(因みに光高の正室は家光の養女(水戸頼房の娘))、以降も前田家は御三家と同様の待遇を受ける様になります。将軍の諡を頂戴したりとか…利常の娘が宮家に嫁いだりもしてるし。それを考えると、終生2番目を貫いた利家の生き方が其の儘前田家の生き方になっていったのかなと。
              兄であり父でもある利長の姿を見て育った利常は、秀忠の仕打ちに只管耐えた利長と一度だけ対面した父利家を何よりも尊敬し、武威の徳川に対し文化で挑戦しようとします。関ヶ原で西方に着いた兄利政が隠棲先の京で培った文化人との交流が此処で生きてくる。
              徳川に従ってはいるけれど前田家の遣り方で対抗しようとする利常は、わざと鼻毛を伸ばしたり何だりでのらりくらりと愚鈍を装っていたという話ですが、これほどの人物は多分他には居なかったのではないかなー。
              思うに、利家を初めとして(慶次も含めて)前田家には根底に色んな意味での傾いた気質があるのかも。

              主人公は利常ですが、その利常を助ける富田中条流の重政・重康親子の活躍も見所っす。対柳生というか。
               

              4334739644 前田利常 (上) (光文社文庫)
              戸部 新十郎
              光文社 2005-10-12


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              4334739652 前田利常 (下) (光文社文庫)
              戸部 新十郎
              光文社 2005-10-12


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              [邪魅の雫] 京極夏彦

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                この人の小説は読み始めるまでに物凄い時間が掛かるのですが…発売と同時に購入した癖にどれだけ寝かせるんだっつう話で、今更ですが漸く読みました。読み始めてしまえばあっという間なんだけどなぁ…

                今回のは書評とか裏表紙の煽りつうか粗筋(あれで粗筋と呼べるのかどうかは兎も角)を見た時点であんまり食指が動かなかったというのもまぁ正直な処。
                思うに以前の様な(個人的には姑獲鳥から鉄鼠までがベスト)勢いが段々抜けてきている様な気がしないでもない。
                前も何処かで書いた気がしますが(竹本先生の時かな)、元々京極堂シリーズは推理だの動機だの何だのという点ではなく、其処に至るまでの伏線だとか中禅寺の薀蓄だとかを楽しむのであって、そういった所謂ミステリ要素は然程重要ではないと思ってます。大体どの話も黒幕は割りに初期の段階で容易に想像付くし、最後の京極のアレは憑き物落しの装置であって、どんでん返しでもなければ特定の相手を糾弾する訳じゃない。しかし一気に叩き落す様なそれが醍醐味でもあった筈だと思うのですが。
                今回のは面白い事は面白いけど消化不良かなぁという印象が強い、かなぁ。
                まず旦那がほんとに全然出て来ません。何が不満って其処が一番不満だ。中禅寺の薀蓄も少ないし。肝心の憑き物落しもイマイチ。
                ただ関口は相変わらず鬱屈しているけど何か変わった様な気がする。珍しく確りしているというか(笑)
                薀蓄の少ない分、各登場人物の心理描写が非常に丁寧に書き込まれているので、青木君とか益田とか所謂今迄の事件に於ける脇役達がお好きなら面白いかも。ただその他の人物の心理描写は一寸くどいかなぁ。うーん。
                全体的に青木君と益田の視点が多い所為か、何というか今迄で一番警察小説っぽいかもしれない。一番の注目は山下さんかな。
                しかし相変わらず過去の事件に関連した人物が出てくるので「あれ、この人何処で出てきたっけ?」と時折混乱します。コレがあるからまた姑獲鳥から読み返したくなるんだよなー。初期のは何度も読み返してるけど絡新婦あたりから一度ずつ位しか読んでないからなぁ。

                榎さんが何時もの榎さんじゃないんだけど、最後のシーンは非常にガツンとくるね。やっぱこの人格好いいなぁ。
                 

                4062763710 文庫版 邪魅の雫 (講談社文庫)
                京極 夏彦
                講談社 2009-06-12


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                [春秋戦国志] 全3巻 安能務

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                  最初の美女(悪女?)番付で一寸挫けそうになったんですけども(苦笑)其処さえ過ぎてしまえば後はのめり込む様に一気に読んじゃいました。
                  安能先生は儒教がお嫌いなのか、端々で皮肉を云ったりわざとらしく「孔子サマ」と呼んだりするのですが、それがきっぱりはっきり厭味なんだけど其処がまた可笑しかったりする。
                  前述の「重耳」は丸々三冊使って一人の人物(若しくは国)を中心に据えているのに対し本書は3冊で春秋戦国時代という凡そ550年間を語る訳で、どうしても一つの事柄を深く掘り下げるというのは難しいと思うのですが、有名な中国故事の由来や諸子百家の思想などを満遍なく抑えてあるので、この時代の流れを大まかにせよ知ろうとする向きには良いかもしれない。
                  まぁでもそれ以前に、登場人物同士の会話が妙に笑えるのでそれだけを楽しむのも良いかと。安能先生の文章自体がそうなんだけど、全体的に軽妙というか…全然堅苦しくないし、読みやすい。

                  1巻は東周王朝成立から管鮑の交わりで有名な斉桓公の覇王時代迄、2巻は晋文公(重耳)が覇王になるあたりから孔子など諸子百家の出現迄、始皇帝が天下を統一するのが3巻。
                  此処ではほんの数章(若しくは数行)の登場に過ぎない人物をそれぞれ主人公に据えた小説も他に結構あるので、此れを足掛かりに色々手を伸ばすのも良いんじゃないかなー楽毅とか介子推とか。個人的には伍子胥が好きかも。
                   

                  406185013X 春秋戦国志 (上) (講談社文庫)
                  安能 務
                  講談社 1991-11


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                  4061850148 春秋戦国志 (中) (講談社文庫)
                  安能 務
                  講談社 1991-12


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                  4061850156 春秋戦国志〈下〉 (講談社文庫)
                  安能 務
                  講談社 1992-01


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                  [テガミバチ]1〜2巻 浅田弘幸

                  0

                    浅田先生はずっと好きで読んでたけど、コレは一寸毛色が違う気がして手を出さなかったんすよね。で、先日本屋で見掛けて表紙に惹かれて我慢出来なくなって購入しました。いやーもう、選り好みせずさっさと読んでおけばよかったと反省。

                    よしおくんとか眠兎とかアイルとか、その辺とは明瞭に違う路線なので最初は戸惑うかもしれません。けど蓮華を(強引かもですが)時代劇風ファンタジーだと考えればらしからぬ路線変更じゃないのかも。
                    兎に角この人の絵は物凄く線が綺麗で、アイルの時は割合的に白が多いクールな画面だったけど、今回は光の無い夜の大地という舞台設定の為か全体的に暗い。その上細かな部分まできっちりと描かれているので、画面がくどいといえばそうかもしれない…私は好きだけども。

                    今は何でもメールで事足りちゃうし、手紙を書くという機会はあまり無いかもしれない(年賀状とかそういうのは別として)。ただいつも思うのは、メールだと味気無いけど手紙という相手自身の字で書かれた文というのはそれだけで重みが違うって事で。
                    [テガミ]として[テガミバチ]−所謂郵便配達人のゴーシュと巡り合った主人公の少年ラグがやがてテガミバチになる為に面接を受けに行く、あたりまでが2巻までの大まかな流れ。
                    テガミバチには相棒が必要で、ラグにも相棒が出来るんですがこのニッチという女の子がもう滅茶苦茶可愛くってなぁ…。普段無表情な上暴力的(好戦的?)なくせに、ラグに「相棒」と呼ばれるだけで真っ赤になってプルプル震えたりするのが堪らんね(笑)
                    物語の設定はまぁファンタジーというか、テガミを巡る彼是だったりゴーシュを巡る彼是だったり、勿論ラグの成長過程であったりと、単純に普遍的な少年漫画といえばそうかもしれない。ただ昨今の流行(戦闘物とかね)とは明らかに質が違う、子供向けというよりは寧ろ大人向けなのかもしれないと一寸思いました。

                    登場人物は皆それぞれ好みがあると思うけど個人的にはゴーシュ、ジギー・ペッパー、館長あたりが好きっす。でも一番好きなのはやっぱニッチかな。ラグはこれからもっともっと、いろんな意味で成長するのを楽しみにしたい処。
                    月刊Jの休刊に伴って、今後はWJに連載の後、秋に創刊の新雑誌にて連載を引き継ぐとの事。
                    3巻は来年つうことで…待ちきれないですなぁ。
                     

                    4088743121 テガミバチ 1 (ジャンプコミックス)
                    浅田 弘幸
                    集英社 2007-01-04


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                    [闇の花道―天切り松 闇がたり] 浅田次郎

                    0

                      浅田先生の本は人前で読まない様にしているのですが、これも最初仕事の暇な時に読もうとしてやっぱり駄目だと途中で気づき、大人しく帰宅してから読みました(笑)
                      盗られても構わない天下のお宝だけを狙い貧しい人々には救いの手を差し伸べる目細の安吉一家、9歳で一家の一員となった松蔵(後の天切り松)が、留置場の中で安吉一家の活躍やら何やらを語る、という話。
                      この語り口が粋というか非常に小気味良くて、それこそ引き込まれる様に読んじゃいました。先に映像を観てしまったので、それぞれ思い浮かべながら読む訳ですが、おこん姐さんは小説の方が生き生きとしている様な気がした。特に2話目の姐さんは、切ないくらいに格好良かったっす。
                      お気に入りは矢張り黄不動の栄治かなぁ。

                      兎に角相手が結構大物だったりして、彼等相手に胸のすく盗みを遣って退ける安吉一家の面々の活躍は、けれど読んでいて楽しいというよりも何処か切ない。特に松蔵のお姉さんの話は泣けました。
                      義理人情とか粋だとか、そういう話がお好きならお勧めっす。
                       

                      4087474526 闇の花道―天切り松 闇がたり〈第1巻〉 (集英社文庫)
                      浅田 次郎
                      集英社 2002-06-01


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