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[項羽と劉邦] 上中下巻 司馬遼太郎

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    正直な処興味は専ら我が国の戦国時代以降の歴史で、中国史には然程の興味も無かったんすよね。漢詩は好きで授業以外でも個人的に勉強した頃もありましたが、世界史はきちんと勉強した事も無かった。なもんで実際どの話がどの時代、なんて事はまるっきり解らないのが現状だった訳ですが…大体三国志も読んだの最近だしねぇ…

    まぁそんな状態で、同僚のオジさんに三国志に続いて貸して貰ったのがこれでした。一回通して読んだだけなので凡てが頭に入ってる訳じゃないんですがまぁ取り敢えず。

    劉邦の何でも飲み込んでしまう様な器の大きさ、という点で蒼天航路の劉備に通じるものを感じました。それがいいとか悪いとかは別として。

    四面楚歌だの馬鹿だの背水の陣だのといった今日誰もが知っている様な言葉の由来が此処にあって、それを知るだけでも面白いと思う。

    これから読むなら是非当時の地名や位置を照らし合わせつつ(若しくは頭に入れてから)読んだ方がより面白いのではないかと。

    項羽と劉邦を始め実に個性的な人ばかりで、その辺も読んでいて愉しかった。個人的には登場人物の中では韓信と張良が好きです。あと夏侯嬰も。


    殷が滅んで周が興る辺り、それから三国時代、この辺はまぁ僅かながらも他の本を読んだりで大まかな流れとか代表的人物なら解る程度ですが、文中で武王の行動やら太公望の六韜について触れていたり、夏侯嬰の子孫が惇兄や淵なのかなぁと思ったり、兎に角様々な事に好奇心をそそられました。


    劉邦に敗れるのではなく天に滅ぼされるのだと云って凄絶な自刎を遂げる項羽の最期が、相応しくない表現かもしれないけど、私は美しいと思った。

     

    4101152314 項羽と劉邦 (上) (新潮文庫)
    司馬 遼太郎
    新潮社 1984-09-27


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    4101152322 項羽と劉邦〈中〉 (新潮文庫)
    司馬 遼太郎
    新潮社 1984-09-27


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    4101152330 項羽と劉邦〈下〉 (新潮文庫)
    司馬 遼太郎
    新潮社 1984-09-27


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    この対談で特に印象的なのは、宮崎駿監督との対談です。意外(?)にも、司馬さんは宮崎作品を良く・・・
    • 速読 & 読書 感想文
    • 2006/11/22 11:02 PM